箱根駅伝を10倍楽しむ5つのポイント!




ちゃんぴゅー!シナヒコです。
今年もどうぞよろしくお願いします。
新年最初のポストはこれ。
毎年ドラマが生まれる、正月三が日の風物詩

1:そもそも箱根駅伝って?

正月にテレビをつけると見入っちゃいますよね。
その歴史は古く、1920年から毎年正月に行われています。
本来なら今大会が100回目だったのですが、1941,42,44,45,46年の5年は大会が開催されませんでした。
なので今回が95回大会です。
第一回から100年も経過しているのでコースの距離も微妙に変わっています。
が、本質的には東京〜芦ノ湖区間を往復します。
今年は往路が107.5km、復路が109.6kmの合計217.1kmを10区間に分けて各大学の選手が襷をつなぎます。
毎年この襷が繋がるかどうか、それぞれの中継所で起こるドラマも大きな見どころです。

2:どうやったら箱根駅伝に出場できる?

そもそも要項があるって知ってました?
(このポストするためにいろいろ調べたらオフィシャルに書いてありました)
要約すると

・「関東学生陸上競技連盟男子」なるものに登録されている
・本大会並びに箱根駅伝予選会出場回数が通算4 回未満である(予選会については後述)
・ちなみに、出場とはエントリーした時点で出場とカウントされる

↑の条件を満たしていれば、ひとまず箱根駅伝の参加資格はOK。
俺が和光大学にもっかい入って、陸上競技連盟に登録さえすればあと4回は出場するチャンスがあるってことですね。

が、誰でも箱根路を走れるわけではないんです(そりゃそーか)
実際に走れるのはシード権を持っているチームか、予選会を勝ち上がってきたチームだけで、シードを獲得するには、
・前年の大会で上位10位以内に入る
が唯一で絶対のルール。
あとは、年によって参加チーム数が変わるんだけど、今年は予選会を勝ち抜いた11チーム+関東インカレ成績枠の 1校+学生連合1チームを合わせた23チームが今年の出場校(出場校一覧は最後にまとめます)

3:予選会って何?

こっちも要項が。
10月の第二土曜日に、陸自の立川駐屯地でハーフマラソン(20.0975km)を1チーム10人以上12人以下で走って、全員の合計タイムが早い順に10チームが本戦出場権を獲得。
今年は本戦に23校が出場できるので、11校が切符を手にしました。

この予選参加も、予選会、本大会に出場(エントリー)が4回未満という制約付きなのと、
・平成29年1月1日(日)から、申込期日前日までに各校エントリー者全員が10000m 34 分以内のトラックでの公認記録を有していることがルールとして加筆されてます。

あとは、予選会で涙を飲んだチームから出場校の記録上位者を中心に選考される関東学生連合チームとして箱根駅伝に出場することができます。
(こちらは本戦でどれだけタイムを出しても参考記録扱い)

4:今年の見どころは?

何と言っても青山学院大学の5連覇に対してどこが待ったをかけるか。
去年は東洋大学が往路優勝を飾ってそのまま復路を逃げ切れるか、というところにさすがの青学が逆転優勝をしたというドラマがありました。

今年は学生三大駅伝の出雲駅伝、全日本学生駅伝を青学が2冠していて、ほぼほぼ刺客なしと言うところに昨年5位の東海大学が万全のピーキングでどう構成してくるのかがポイントになりそう。
その他にも、古豪・実力校と呼ばれる各校の采配にも注目です。

チーム紹介は駅伝中継がほんっとーに詳しく説明してくれるので明日まで置いておいて、「これがわかると面白い」というポイントを。

繰上げスタート

各中継ポイントで、最初の選手が通過してからある一定の時間がすぎると繰上げスタートとなってしまいます。
公道を規制して競技を行っている以上仕方ないですが、下記のレギュレーションです。

<往路>
・2区、3区→10分間トップと差が離れたら繰上スタート
・4区、5区→20分間トップと差が離れたら繰上スタート
・往路ゴール→10分間の間にゴールしなければ、6区で一斉スタート
↑6区の一斉スタートはよく目にする光景ですね。
小田原中継所からの山登りでトップチームに「山の神」がいると起こりやすいです。

<復路>
復路全区間→20分間トップと差が離れれば繰り上げスタート

<たすき>
・繰り上げスタートで黄色と白のストライプのたすきで次の走者がスタート
・5区、10区は大学のたすき(予備)で走れる

つまり、繰上スタート=優勝の可能性がなくなると考えてもらったらOKです。
また、往路でゴールするタイムが12分と15分と18分の3チームがいたとして、
復路は一斉にスタートするので横ならびですがタイム差はそれぞれ3分ずつあります。
復路の選手はそれも計算した上で見た目の順位と実際の順位とを考慮して走ります。
これにより、シード権争いが白熱します。

また、襷をリレーする直前に繰上スタートとなってしまうとこれまで繋いできた襷が途切れてしまうので、まずは選手は10区の選手まで襷を繋げるというのも一つの指標です。

5:今年の出場校一覧

青山学院大学
東洋大学
早稲田大学
日本体育大学
東海大学
法政大学
城西大学
拓殖大学
帝京大学
中央学院大学
↑↑↑ここまでがシード権↑↑↑
日本大学
↑↑↑関東インカレ成績枠↑↑↑
↓↓↓予選会勝ち上がり、学生連合↓↓↓
駒澤大学
順天堂大学
神奈川大学
國學院大學
明治大学
東京国際大学
大東文化大学
中央大学
国士舘大学
山梨学院大学
上武大学
関東学生連合チーム

まとめ

どのチームにも頑張ってほしい!
あと、沿道の応援者はマナーを守ってほしい。間近で見て興奮するのはわかるけど、旗振るのが選手に近すぎてぶつかりそうになるのはいただけないなぁ。

ちなみに、先導するのが白バイだから凄さがよくわからないけど、彼らは時速20kmほどで走ってます。
普段走る人ならなんとなくその速度感がわかるだろうけど、実際にどんなもんかっていうと、平均的にマラソンや駅伝選手の速い人は1kmを3分とかで走るので1kmを3分で走ると考えると時速20kmで、100m18秒で走る計算ですね。
例えば、あなたの家から駅までの距離が500mだとして、遅刻しそうな時に1分30秒でたどり着く早さがそのそれです。

ヤバス!!!

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