【クライミングシューズ】OCUNのNitro(ニトロ)を本気レビュー!




ちゃんぴゅー!シナヒコです。

久しぶりにクライミングネタを。
大学入学とほぼ同時に始めたクライミング(メインはもっぱらボルダリング)。
大学卒業後はクライミングジムのインストラクターとして働いていた時期もあり、
結構本気で選手として活動していました。
大小(ジャパンカップ予備予選~ローカルコンペまで)様々なコンペに出てた際には、
派手な見た目も相まって割と沢山の方にお声掛けいただきました。感謝。
久しぶりにシューズを買いました。
OCUN(オーツン)のNITRO(ニトロ)。
これがね、めちゃめちゃかっこいい&いいシューズなんでレビューします!

株式会社LOVETT

ウィジェットにある「株式会社LOVETT(ロベット)」ですが、
シナヒコがジムで働いていた時にひょんな事から社長の椎津さんと知り合いました。
株式会社LOVETTが輸入・販売しているチェコのクライミングシューズメーカーOCUN(前身はROCK PILLARS(ロックピラーズ))。
「その派手な身なりで活躍して、ぜひ宣伝してほしい!」という具合にとんとん拍子で話が進み、
クライミングシューズを支給していただけるという展開になりました。
(嘘みたいなホントの話)
その後何足かシューズの提供をいただいてましたが、
ジムスタッフを辞めるのをキッカケにコンペの前線を離れてしまったため、
ここ数年は草コンペに出たりでなかったりと、エンジョイクライミングがメインになってました。

もちろん、提供していただいたシューズは引き続き愛用しています。
仕事柄出張した際には全国・全世界のジムで登ってます。(今年は全然出張出来てないぴえん)

オーストラリアでクライミングするならココ!!

2018.04.02

Nitro購入!

常々、シューズ選びのポイントは「見た目」が9割だと思ってます(これ言うと怒られそうですが 笑)
元々ocunのシューズを履くキッカケだったのも、ネットで海外サイトから購入したROCK PILLARSのDIAMOND(ダイアモンド)が格好良かったからです。

めっちゃかっこよくないすか?
攻撃的なダウントゥに強烈なターンイン、そして何より見た目のインパクト
赤・白・黒のコントラストに引かれました。加えてレースアップ仕様。
この時即ポチしました。

↑めちゃめちゃカッコよくないっすか?(2回目)
ネットで検索すると、ROCK PILLARSの頃は甲に掛かるレザー部分は赤でしたが、OCUNになってからは黄色なのも特徴です。
で!この1足からシナヒコのシューズが決まりました。

OCUN Nitroレビュー!

お待たせしました。レビューです。
Nitroが気になっているクライマーのあなたにとって参考になれば幸いです。
ちなみにシナヒコは普段のスニーカーは25.5cm、メインで履いているoxiはUK7 1/2です。

まずはNitroのスペックから

実際に購入したサイズはコチラ→ EUR41/UK7/USM8
です。

アッパー:マイクロファイバー
ソール:競技用
ミッドソール:2Dフィットソフト
ソールラバー:CATラバー1.5、4mm
重量:210g

“丁寧で高級で最新!ハードなボルダー向けに開発された超攻撃的なソフトシューズ。
繊細なスメアリングとエッジングの良さをいい感じに両立。
抜群の足裏感覚と柔らかいのにしっかり拘束力のある特許取得済みの3-Forceシステムは感動もの。
ネジれに強く長期間シューズの性能キープしてくれます。
粘るトゥーラバーをかなり広めに配置でフックも良し。マジでいいシューズです。”

Nitroは、最も要求の厳しい高性能ボルダリング用に設計されたクライミングシューズです。
その属性のすべては、最も野心的なボルダラーの要求を満たします。
ニトロは全く新しいものに縫い付けられています。
最後に、非常に技術的な動きを実行するときに最大限の信頼性を提供するために、かかととつま先の周りに接着性の高いソールとランドを備えています。

▼商品詳細
・オーバーハングや岩を登る攻撃的な形状
・特許取得済みの3-Forceシステム設計
・Soft 2D Fit Softミッドソールは、チップの感度を高め、クライミング時のパフォーマンスを向上させます

と、グッぼるさんでのレビューです。

実際に履いてみて思ったこと

足入れがしやすい!

これ、大事ですよね〜。
ベルクロなので、口が大きく開くのが◎
足の甲に当たる部分の素材はメッシュ×ゴムで伸びるのですんなり納まります。
足の内側に当たる部分にサイズのタグがあるので、このピロピロが気になる方は切っちゃってもいいかも。
シナヒコは割と幅広の足型ですが、
親指の付け根〜小指の付け根に関しての幅が広いので、変な窮屈感はありません。

踵のホールドが良い!

前述の3-Forceシステムの効果もあってか、土踏まず〜踵の”キュッと”寄せられる感が良いです。
それに伴ってヒールカップにぴったりと踵がフィットするので、
履いてる最中に汗かいてもヒールフックがずれることは少なく感じます。
ただ、足形は人それぞれなので、踵が細い方は若干のあまりを感じてしまいそう。
もし、ご自身が”標準な踵である”という方は問題なく履けそうです。

脱ぎ剥ぎしやすいベルクロ!

ベルクロはきつく閉めなくても大丈夫。
(なんならスリッパタイプなんじゃないかってくらい)シューズの中での足のホールドはしっかりされます。
ベクルロ締めたらまずシューズの中で足は動かないでしょう。
ただ、締めすぎると土踏まず側にあるベルクロの折り返し部分の金具が若干食い込んでくる印象。

何事も程々に、が良さそうです 笑

トゥ&ヒール&アッパー

シューズそのものが柔らかいです。
新しく購入したシューズって結構硬くて慣れるまで時間が必要なことが多いですが、
Nitroはものすごく柔らかいので、初めて履いたその日でも、シューズを履いてから課題に取り付くまでに千鳥足にならないです。
(慣れないシューズを履くとそういう経験ある人も多いはず・・・ 笑)
4mmのソールも、粘り気があるので細かいホールドやフリクションが少ないホールドにもしっかり乗り込めます。
あとは、アッパーのラバー部分が広めなのも良いです。いろんな方向にトゥフックかけられます。
今回試してないですが、スメアリングも良さそう。次回積極的に試してみます。

金額

高いですね。高い部類です。。
これまではシューズの価格帯相場イメージは2万円前後だったのですが、Nitroは27,280円となかなか効果な価格帯です。
ただ、それに見合うだけのパフォーマンスは発揮してくれるであろう作りにはなってます。
OCUNの本気が伺えますね。
現存のシューズで一番高いんじゃないかな・・・

OCUNのフラッグシップモデルのOxi s(オキシ エス)が20,790円。
有名どころだとスポルティバのソリューションコンプが24,750円。
イボルブのファントム(ポールロビンソン&ダニエルウッズコラボモデル)が24,200円。
んー、、、群を抜いて高い 笑
が、補ってあまりある効果を発揮してくれることでしょう!
見合う実力になるように頑張ります!

Nitroの総評

総じて良いです。
金額だけが若干お財布に痛いかもしれませんが、それ以外の点ではこれまでのシューズを比べると十分な力を発揮してくれそうです。
シナヒコのブランクが長いため、シューズの特性を発揮するところまで追いついていないのが現状ですが、
新しいシューズを手に入れたので、これからは登る時間を増やして更なるレベルアップを狙います。

ぜひ、参考にしてみてください。

ちゃんぴゅー!

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