日立市かみね動物園にパンダ誘致!




ちゃんぴゅー!シナヒコです。
先日ネットニュースで見かけたんですが、
パンダ誘致論・・・!
成功するかどうかは別として、シナヒコの記憶の中でパンダ誘致について引っかかるところがあったんですよ。

あれ?どこかで聞いたことある?

あ、これだ!

県庁おもてなし課/有川浩

こちら、有川浩さんの県庁おもてなし課、読んだことありますか?
有川さんの出身である高知県。その県庁に実在する「おもてなし課」を主軸として、
そこに配属された若手職員が地方活性に向けて七転び八起きしながら奮闘していくというフィクションなんですが、
これがまた面白い!

おもてなし課に配属された若手職員”掛水史貴”が、地方振興企画の手始めに地元出身著名人に観光特使を依頼、
そのうちの一人である人気作家”吉門喬介”に依頼をして数十分もしないうちに矢継ぎ早にダメ出しをされる。

一体どうすればお役所仕事から抜け出して地元に観光客を呼べるのか。

悩みながらもふるさとに元気を取り戻すべく奮闘する掛水とおもてなし課の日常を読み応えたっぷりに書いた有川ワールド。
地方創生に従事する人にこそ読んでほしい至極の一冊です。
ウチも、ある種の”お役所仕事”にならないように意識しながら仕事します。
(仕事が業務にならないように気をつけよう。。。)

パンダ誘致論

プロローグでは本編の20数年前に県庁で起きたとある会議の様子。
高知城に隣接した市立動物園移転計画と県立動物園の新設計画が持ち上がった時に、
とある一人の職員が放った一言「パンダを誘致すべきだ!」から始まるパンダ誘致論。
なぜにパンダなのか?その真相はあなたの目で確かめて見てください。

と書きましたが、ポイントはパンダがどうこうではなく、本編にある地方創生。
掛水くんの県庁職員であるが故の考え方や苦悩、性質がありありと書かれていて、
それが吉門さんや多紀ちゃん、清遠さんといった個性的なキャラクターたちとのやりとりがあって、
少しずつ、(時には紆余曲折を経て)着実に進んでいく。
続きは小説を読んでみてください。
面白いこと請け負いです。

学んだこと

本を読んでの感想は人それぞれです。
まぁ文字どおり人それぞれなので万人にとって共通して”面白い”かは分かりません。
(僕は大いに満足しましたが)こういうテイストが苦手な人もいるでしょう。
僕も苦手なジャンルはありますからその作者を好きな人からしたら「えっ」てなるでしょうし。

んでも、この本を読んで学んだのは、『「そこに存在するルール」だけに縛られては可能性は広がらないもんだなぁ』
ってことですかね。
掛水くんは「県庁ルール」にどっぷり浸かっていたため、「民間」の感覚で生きている吉門さんには最初は呆れられ、
多紀ちゃんにはちょいちょい指摘され、おっとこれ以上は俺の口からは言えねぇ 笑

一言でまとめるならば、
「そこにある伝統はあるかもしれないけど、視野を広げた方が色々と便利」ですかね。
知識として、いろんなルールを知ってると便利ですよ。ってことかな。

自分が生きる界隈で役に立つものもあれば、飲み会の席で周りが納得するネタもあるので、あながちバカにできません 笑
まぁそれは何を読んでも共通して言えることですが。。。

まとめ

茨城にパンダが誘致成功したらそれはそれですげー面白いと思っています。
シナヒコが小学生の頃に通ったかみね動物園にパンダが来たら、それはそれは県北地区最大の目玉になるでしょう。
それはもう内原イオンも真っ青になるくらいの 笑
そん時は茨城の名所に加えますね。

【2020決定版!】茨城の魅力大解剖!東京から日帰りで行ける関東最後の秘境!!

2020.02.18
かみね公園にパンダ誘致できたら、魅力ワーストも最下位脱出できると思います。
が、最下位を脱出したところで日本各地が茨城に注目するかというのは別の話です。

ということで、

かみね動物園にパンダを誘致できても魅力の点では伸び代No1であり続けることを願ってますww

ちゃんぴゅー

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