ちゃんぴゅー!シナヒコです。
縁あって『映画 えんとつ町のプペルの完成披露試写会』に参加してきました。(人生初の試写会に大興奮!! 笑)
大興奮&大号泣だったエンディングから一夜。
普段よりもすっきりと目覚めた朝に謎の高揚感があったので、この気持ちを忘れないように記録に。
映画 えんとつ町のプペルを観て
この高揚感の正体を自分の経験を頼りに思い出してみたけど。あれに似ている。
誰かに恋してる時のあの感じ。
好きな人ができた時って、全部キラキラして見えるじゃないですか。
玄関空けた時の寒い空気も、いつもと変わらない通勤路も、すれ違うサラリーマンも、
本当は何一つ昨日と変わってないのに、いつも以上に輝いて見えるじゃないですか。
なぜか空気は澄んでるし、道は輝いて見えるし、人の表情も穏やかに見えるあの感覚。
今朝が、正にそうだったんです。
一歩踏み出すのが怖くない、あの無敵の感覚。
好きな人のことを想像するだけで足取りが軽くなる、あの気持ち。
恋してる時って、ものすごくポジティブなエネルギーに包まれてますよね。
この映画を観た後に抱いた感情は、これと同じでものすごくポジティブでした。
表情豊かに画面に息づく個性豊かなキャラクターと、グッとくるセリフ
ルビッチが叫ぶ信念
「あの煙の向こう側を誰か見たのかよっ!誰も見てないだろっ!? だったら、まだ分かんないじゃないかっ!」
という確固たる信念。
ローラ(母)が子に向けた全力の応援
「ただ、これは母ちゃん命令だ。絶対に帰ってくるんだよっ!」
というルビッチのを100%信頼しているからの愛情。
ルビッチの中に生き続けるブルーノ(父)の言葉
「お前が光を信じて上を見続けていたらよ、一緒に上を見てくれる友達が現れる。信じぬくんだ」
父親として、ルビッチの人生に大きな道しるべを示してくれています。
プペルとルビッチの友情はもちろんですが、家族の深い絆もポイントです。
世界中が煙に覆われた2020年
鬼退治の映画が10月半ばから公開されて、閉塞感に満ちた2020年の日本社会に一縷の光を灯したじゃないですか。
クリスマスに公開されるえんとつ町のプペルは、その光を増幅してくれるものだと思ってます。
この作品の舞台はハロウィンですが、クリスマスの夜に日本中に奇跡と感動をもたらしてくれる、そんな期待でいっぱいです。
ロザリーナさんの歌声が、映画を観て最後の最後に心の琴線に触れてきます。
曲を通して素晴らしい歌詞なのですが、その中でも
夢を持てば笑われて 声を上げれば叩かれる
見上げることができない町で ボクはどうだ?
輝く星が煙に飲まれて 明日が見えなくても
ゆこう 嵐の海を越えて光の世界へ
もう聞こえているんだろう?
勇気の産声を
2サビに入る前のこの言葉の紡がれ方が印象に残ってます。
2020年、これまでの人生の中で一番仕事に行き詰ったりしました。そりゃもう盛大に。
自分がやっていることの意味とか目的が全部吹っ飛んで、心が煙に覆われて何もかも嫌になった時期もありました。
このエンディングを聞きながら、当時の自分を思い返して泣きました。
その時の精神状態も極限だったので、決して楽ではなかったのですが、そんなボロボロの自分を救ってくれたのは友だちでした。
一緒に飲んでくれたり、話を聞いてくれたり、気遣って電話をくれたり、本当に支えでした。
自分が誰かにとっての支えになれたらいいと思いますし、それこそ誰かにとっての星としてそこに存在していこう、と強く再認識しました。
いよいよ、公開。
「他の誰も見ていなくてもいい。
黒い煙のその先に、お前が光を見たのなら、
行動しろ。思いしれ。そして、常識に屈するな。
お前がその目で見たものが真実だ。
あの日、あの時、あの光を見た自分を信じろ。
信じぬくんだ。たとえ一人になっても。」
えんとつ町のプペルの一ファンとして、この映画がたくさんの人に届くことを応援しています。
絵本 えんとつ町のプペルが映画となっていよいよ封切り。
『ドキドキするじゃないか。』
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