今、MOROHAがアツイ!この時代だからこそ聞いてほしい!




こんばんは!シナヒコです。
珍しく、ほんっとーに珍しくLIVEに行きました。学生の頃、RYTHEMのLIVE行ったっきりかなぁ。

そのアーティストの名前はMOROHA

MOROHAとは?


アフロ[MC](左)とUK[Gt](右)
2008年結成。
舞台上に鎮座するアコースティックギターのUKと、汗に染まるTシャツを纏いマイクに喰らいつくMCのアフロからなる二人組。
互いの持ち味を最大限生かす為、楽曲、ライブ共にGt×MCという最小最強編成で臨む。
その音は矢の如く鋭く、鈍器のように重く、暮れる夕陽のように柔らかい。
相手を選ばず、選ぶ筈が無く、「対ジャンル」ではなく「対人間」を題目に活動。
ライブハウス、ホール、フェス、場所を問わず聴き手の人生へと踏み込む。
道徳や正しさとは程遠い、人間の弱さ醜さを含めた真実に迫る音楽をかき鳴らし、賛否両論を巻き起こしている。
雪国信州信濃から冷えた拳骨振り回す。
—オフィシャルサイトから引用

まずは、聞いてほしい

兎にも角にも、まっすぐなんだ。言葉が。歌詞じゃなくて、言葉が。
歌詞と言っていいのかも躊躇うほどに、きっとアフロくんの人生すべてかけてエネルギーの最後の一滴まで絞り出す言葉のすべてに込められている思い。
何か、小説と言うかラブレターというか、「30歳にもなって・・・」なんて恥ずかしさとか後ろめたさとか一切感じさせない熱量。

その言葉を、時には後ろから際立たせて、時にはぐいっと引っ張って、時にはそれぞれの想いをぶつけ合うような超絶技巧のUKくんのギター。

この二人の作り出す数分間に聴き手は、”え、なにこれ?”と一歩あとずさる人もいるだろうし、”この二人に出会えたことが人生の財産”と前のめりになる人の物凄い二極化するんだろうなぁ 笑
(そもそも万人に受け入れられるならそれはもうこの世に存在しないものだと思ってる。美しい朝焼けを見て涙をする人もいるだろうし、何も感じない人もいるのと同じ。)

それでも二人がすごいのは、”MOROHA”にちょっとでも興味持った人に対してどんな評価をされようともガチで正面から向き合って自分の存在を伝えてくるってところ。

たまたまYoutubeでザッピングしてたら目にした”三文銭”のMV。
イントロ、UKくんの優しいギターの入りから心地よく乗っかってくるアフロくんの言葉。魂が息つく間もないほど押し寄せてくる。
サビで

DREAMはCOMEしてTRUEにならず
DREAMはGOしてTRUEにしていく
叶う叶わぬは別 それさえあれば人は輝く

って言ってんだけど、その通りだと思うんだよね。
(サビ以外にもめちゃめちゃメッセージ性あるから聞いてみて)

偶然にも、映画見に行けた

其ノ灯、暮ラシ [DVD]
ふとしたきっかけでタイミングよくMOROHAのドキュメンタリーがポレポレ東中野で上映されることを知ったので翌週の仕事終わり、タイミング見計らって直行。(これが10月17日)

エリザベス宮地さんが監修したドキュメンタリーで、2016年のライブツアーに同行して撮影したやつを劇場版に少しアレンジメントした内容。
今年の9月下旬から3週間映画の後にゲストがライブトークするっていうなんとも豪華な演出付き。

ゲストが毎日異なるんだけど、なんの偶然か、この日はアフロくんと筋肉Youtuber/サイヤマングレートの夢の共演(もちろんどっちもファンだからそれを知っててこの日にしたんだけど 笑)

(最前列でかぶりつき 笑)

上映が終わって、トークライブ終わって、「終電まで出待ちしようかなー」なんて考えていたらなんとサイン会あるってそりゃぁもう!
すげー高ぶった。
何にサインしてもらおうかなーって考えてたんだけど、カスプロパーカー(笑)か悩んだ挙句、持ってたNalgeneのボトルに。
二人のサインバッチリもらったぜ!(UKくんのサインももらいに行こう。)

MOROHA自主企画『怒涛』

LIVEタイトルが自主企画ってのにも何か通づるものがあるな、と 笑
実は人ごみが苦手なのでLIVEにはあまり足を運ぼうとならないんだけど、ドキュメンタリーの話しして興奮した同居人(前々からMOROHAについては熱く話してた)と、職場の同僚(今年の旅祭りでMOROHAに撃ち抜かれた)とスケジュール合わせていざ恵比寿LIQUIDROOM。

この日はクラムボンとのツーマンで、前半クラムボン、後半MOROHAの構成。
クラムボンで温まったステージ、転換を経ていよいよMOROHA登場。湧き上がる会場と例外なく俺ら3人。
会場入りしたのは3人だけど、オールスタンディングだし、それぞれの場所で聞こうと終演後に落ち合うと決めて立ち位置はバラバラに 笑

マイク1本とギター1本で魂のやり合いをしにくる。MOROHAの二人が次々繰り出す曲の波に、必死に流されないようにこっちも魂むき出しで一言一言噛みしめるようにステージに向かってった。

曲の解釈は人それぞれだし、そのそれぞれの解釈をお酒飲みながら酌み交わしあえたらサイコーに素敵だと思うんだ。
どの曲の歌詞もものすごくすごいんだけど(←興奮して日本語怪しい)2018年絶対くるから今のうちから聞いてみて!
四文銭

tomorrow

MOROHA自主企画『怒涛』セットリスト
#01 RED
#02 俺のがヤバイ
#03 tomorrow
#04 ハダ色の日々
#05 スペシャル
#06 上京タワー
#07 遠京タワー
#08 勝ち負けじゃないと思える所まで俺は勝ちにこだわるよ
#09 四文銭
Anc 革命

最後の革命のセッションは本当にすごかった。
これまでマイクとギター編成だけだったのにキーボードもドラムもベースも合わさって、聞いたことない革命だった。
これ聞いて頑張れないなんてファンじゃない。
最後の最後の一滴まで振り絞るわ。

おまけ


LIVE終わってクロークに荷物取りに行ったらエリザベス宮地さんいた!!
すげー気さくな人だった!例のnalgeneにサインもらって大満足でしたとさっ

※追記
2018年6月6日、結成十年を迎えるにあたってベストアルバム発売。

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