気分は海賊⁉︎帆船”みらいへ”に体験乗船!




ちゃんぴゅー!シナヒコです。

先日、ちょいと機会があって船に乗ってきました
え?ピースボートで働いているってことはオーシャンドリーム?
アイスランドでしょ?そこまで行ったの?

いやいやいや、今回乗ったのは
<帆船みらいへ>
http://www.miraie.org/

そもそもなんで帆船?

来年に、この帆船を舞台にしたイベントを友人と考えていて、今回はその下見。
日本にある帆船は全部で3隻で、中でも一般人が乗船できるのは日本で唯一このみらいへだけ!
(日本丸/海王丸は有名ですが、クルーを養成したり、航海訓練用の船なので、クルージングでは乗れないのです)
そりゃまー乗るしかないでしょ!ってことで待ちに待った10月20日。

雨・・・(あんなに昼間晴れてたのに・・・)
しかも結構本降り・・・

もともと体験航海としてて公募されていて横浜大さん橋発→ぷかり桟橋(パシフィコの裏)までのナイトセイリング。
俺と友人意外にも乗客がいる予定だったんですが、

    イベント自体は中止。

とはいえクルーたちは翌日の予定もあるので船を走らせなければいけない。
今回の窓口になってくれた担当さんに「どうしますか?乗りますか?」と聞かれたのでほぼ食い気味に首肯する俺ら 笑
結果、クルーと俺らだけというなんとも贅沢な航海でした(そこそこ雨降っていたけど/笑)

いざ、乗船!

 


本来だったら一般のお客さん(俺らは体験枠で参加なので特別枠)から
質問攻めされたり気を張ったりだろうとあれこれするクルーも、
乗っているのが俺ら二人だけなのでなんともリラックスしている様子。
とは言え仕事人の顔してます (カッコイイ!)
夜の横浜はやっぱり綺麗で、そんな時間のブリッジでふつーに航海士さんたちのやりとり聞きながら極上の時間。
予定通りだったら入れなかったであろう会議室でコーヒー頂いたり、
ギャレーやシャワールーム、事細かに見せていただきました。

みなさん気さくに質問答えてくれてとてもフレンドリー。
なので、もし子どもの頃にこんな機会あったら
「俺、船で働きたい。てか、海賊王に、俺はなる!」
って迷わず素直に言っちゃいそうなほど心地の良い方々でした。
したらば、ギャレーで賄いのカレー食べているクルーのお姉さんが、
「この中(厨房)のことならなんでもシチュウチョウに聞いてくださいね」って言ってそこにいたおじさんのこと指してて、
咄嗟に変換できなくて司厨長がシチュー長だと思って
「え、このカレー作ったのシチュー長ですか?」って聞きそうになったのはナイショ。
(なかさんすいません 苦笑)

あっという間の1時間がすぎて、みらいへはぷかり桟橋へ。

本来ならそこで友人とバイバイして明日のお昼再集合ね、とならないよねー。俺ら。
横浜駅前の塚田農場行って、並んでたから名前書いて待ってたら通されたのまさかの6人席。
俺ら二人なのに←
(途中からきたカップルが1個空けて相席みたいになったけど特に気にせず)。

まずは乾杯。そっからは振り返りと企画構築。
卓担当してくれたオネーチャンもちょいと巻き込んで、やんややんやとしている間に時間は過ぎて。
結論から言うと、
すげー楽しいイベントができそうです。

が、そのためにはいろいろと頭回さないといけないので仕事とは別のところでめちゃめちゃ下準備必要そう。
企画作る/告知の文章書く/当日の流れ気にする/テーマは海賊だから当日は演じる/音響気にする/クルーとあれこれやりとりする・・・
ん?企画、新聞、イベントディレク、コモビ、PA、水パ・・・
あ、6年前に全部やってたわ。なんとかなる。
ボラスタの時にピーセンスタッフから言われてた
「準備8割本番2割」は今でも根強く俺の根幹です。

さて翌日

んで、翌日は見事にピーカン!
前日の雨が嘘のようで、横浜に泊まって家に帰ってない俺ら二人は謎に傘を持っているという 笑
周りにジロジロ見られながら大さん橋へ。乗船の時間までたっぷり余裕があったのでFREEDOM流しながら昼寝。
気持ちよすぎる!!!
これはまさに出航日和だな〜
なんて当時のこと思い返しながら時間がきたので受付へ。
昨日知り合った方々から「おかえりなさい 笑」と声をかけられいざ昼間の航海へ。

昼間のセイリングもサイッコーでした。
波も穏やかで、ベイブリッジをくぐってちょっとだけ湾を進んでいく様はさながら航海士。
これは大人も子どもも否応なくテンションあがるねー
んで、本来の体験プログラムの一つ、帆を張るのにも挑戦。
(周りがちびっこだらけで、自分が体験するというよりかは保護者的なポジション)。

ツーシックスヒーブ!

ちょっと豆知識。
帆船は昔大砲を積んでいて、砲撃する度に反動で後退するので、再び元の位置に戻すのに引っ張ったそう。
大砲一つにつき6人の人間が付いていて、2番と6番が引っ張って元に戻す役割のため、
世界中の帆船でロープを引くときは「ツー・シックス・ヒーブ」の掛け声で行うそう。

なんて豆知識も身につけつつ、横浜の今と昔の海図に関する説明やワークショップしてたらあっという間に下船の時間。
降り際に乗船証明書をもらって、「また会いましょう」の言葉でお別れ。
大満足な2日間でしたとさ。

※担当さん含めて、みらいへクルーのみなさん、本当にお世話になりました。
とは言え、今回以上に本当にお世話になるのは次回のイベントの際なので、その時はまた宜しくお願いします。
普段から船に乗る仕事してるけど、いや、帆船面白い。
うちのスタッフこそ乗ってほしいな 笑

 

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